くまの窓 ~柔道家・柔道整復師・大学教員のいなじのブログ

柔道家で、柔道整復師で、大学教員のいなじのブログです。

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母のことば

「立場がひとをつくる」
「船には乗ってみろ ひとには添ってみろ」

わたしの母は、わたしが岐路に立ったとき、いつもこのふたつのことばをくれた。
例えば、自分には重い!と尻込みするような役を頼まれたとき。また、柔道の強豪校への進学を迷ったとき。
なんと適切なことばで背中を押してくれたのかと思う。

その時はなかなかいいこと言うじゃねえか、かあちゃん!ぐらいの受け止め方だったのが、ここにきて同じことばを、えらそーにいろんなひとに言っている自分に気づく。
同時に、母がどのような思いでひとと接し、何を大切に生きてきたのか少しずつわかってきた気がする。

昨日もある飲み会で、「立場がひとをつくるんだ!前進せよ!」のようなことを、大してトシの変わらぬ友人に説教をたれ。
今日も「留まるのも進むのも苦しいなら、進む方の苦しさをとるね、わたしなら」と、これまた別の半年しか誕生日の変わらぬ後輩にえらそーにもの申し。

でも、ホントにそう思うのである。母がわたしに言ったとおりのことが、世の中多いのである。
わたしは、あほな上に根拠なく強気で、たちが悪い。
ゆえに、自分で自分をつくり上げてきたと思っていたが、実はそうではない。
わたしは母の様々なことばに、実に見事な薫陶を受けて育っている。
あほでハナタレなわたしに、平易なことばで、しっかりと身にしみさせた母はスゴイと思うのである。
恐るべき手腕。母・直子。

母はわたしと違い、物腰がやわらかでひとを和ませる。
いつもやさしい。誰にでもやさしい。
ついでに言えば髪は短くなく、体型は普通である。声も低くない。
母に会った人は、「え、ホントにいなじのお母さん?!」と驚く。
余計なお世話である。
しかし、わたしが母のホントの子どもかはわからん。
だってわたしは、安倍川の橋の下で拾われたらしいからな。

二十代の頃は、余裕で超えられると思っていた母に、一生勝てないかもしれないと思い始めた近ごろのわたしである。


船には乗ってみろ、ひとには添ってみろ。

母さん、どこでそんなことば知ったんだ?
母さん、子どもの頃に、大事なことを教えてくれてありがとう。



あ、はい。ひとにえらそうにものを言うのはほどほどにします。



はいはい、酒もね。ほどほどにします。
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