くまの窓 ~柔道家・柔道整復師・大学教員のいなじのブログ

柔道家で、柔道整復師で、大学教員のいなじのブログです。

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特練!

金曜日である。
金曜日はわたくしの担任する2年生への授業日である。

さあ、今日のお題はモンテギア骨折よ!
モンテギア骨折とは尺骨骨幹部骨折に橈骨頭脱臼が合併した治療の難しい…




ん?

なんだや?




せんせー、今年は特別練習しないんすかー


来週はいよいよ校内柔道大会である。
去年2位で苦杯をなめた2年生昼間部。

昨日も柔道の授業だったのに、今年こそは!の気持ちが強いらしい。
てゆーか、座学より柔道の方がいいらしい。


「授業遅れてるんだけど」

「まぁいいじゃないっすか」

「それも大幅なんだけど」

「まぁいいじゃないっすか」




…。




んじゃ着替えて道場集合


てなわけで、今年も特練。
授業潰してやってんだかんな、気合入れてやれや。

特練風景

おお、去年よりだいぶ成長してるな。
一生懸命やってきたんだな。


おい!投げられたら受身じゃ!
コラ!おかしな関節技かけんな!
そこ!相手がマイッタしたら手を離さんかい!


幼稚園チームの柔道は危なっかしくて気が気じゃない。



ん?



184センチ100キロ、元Y県チャンピオンのキミがおばちゃんに何の用?



せんせー、乱取りしましょーよ



絶対ヤダ



…けど、受けて立たねば。

…教員てツライな。


てなわけで、巨漢ダンシとガチ乱取り。

当たり前ですがオバチャン、まったく歯が立ちません。
びたびた投げられる。積年の恨みを晴らされているかのよう。
でもそんな力強さが頼もしい。
ポイントゲッター、本番は頼むぞ!



みんな存分に汗をかいた後。


さっきボコボコにされてた組長から組員に秘訣の伝授。

初心者が試合で勝つコツは?

説教風景
ってこの写真アタシは覚えがないわよ?見学者ゴルァ


ひとつ!技をかけきること

ふたつ!立技を寝技につなげること



最後に…


8割は気合




さあ勝っても負けても全力でいこーぜ

昼間部集合!



コラ柔道家らしくせんかい

昼間部集合!もういっちょ


決戦は文化の日!

| 柔道 | 23:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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二代目の初陣


昨日は毎年恒例の校内柔道大会。
わたしは1年生の担任。
そんなわたくし、3年前、柔道を始めて半年の当時の1年生を優勝
さらに翌年連覇させたという経験を持つ。

…なんてな。
勝ったのは、頑張った当時の連中だ。
あの時のことは忘れない。
で、今年はどうかな、と思っていた。
二代目稲川組は、人数が少ない(昼間部14人、夜間部7人!分校並みです)。
初代に比べるといまひとつ盛り上がりに欠ける…という感触。

ここはひとつ、担任ひとりで勝手に盛り上がってやろうと思い、3年前と同じエサで煽る。

「いいか!我々が優勝するからな!優勝したら焼肉だ!」

「おごりっすか?」
「もちろん!」

やつら、これで「お?マジ?」と思ったらしい。

さらに大会1週間前のわたしの授業にて。
冗談で「授業やめて、柔道の練習するか?」と言ったら、
連中、口をそろえて「やりたいです!」と。

どうせ座って授業聞いてるより退屈しない…くらいの感じだろ?と思ってました。
すると、頑張るんです。連中、一生懸命やるんです。

昼間部には柔道経験者がふたり。
素人が、彼らに技のコツを教わる。それも自分から積極的に教わりに行っている。
柔道経験者も、一生懸命教える。
あまり試験の成績はよろしくない二人が、いきいきとしている。
授業時間が終わっても、まだ残って頑張っている。

夜間部には、わたしなんかよりはるかに柔道をよく知っている、
柔道のエキスパートがひとり在籍している。
ちなみに、格が違いすぎるため、彼はこの大会には参加しない。
全日本クラスで戦っていた彼から、夜間部の決して若くはない連中が真剣に教わる。

「一勝くらいしたいよな」
「2、3年に負けたくねーよ」

そして迎えた昨日、本番。

やつら、前日にも張り切って練習して、故障者続出。何やってんだよ。笑
でも、誰も「試合出られません」なんて言わない。
数人にテーピングを巻いてやって、畳に上がらせる。

まず、全員素人、夜間部チーム。
正直なところ、ケガ人が出なければいいなと思っていた。
それが、なんと1回戦、2年生チームに3対2で勝利!
きょうだいのように仲のよい分校チーム、初陣を飾る。

続く2回戦では、初戦でちからを出し尽くした1名が棄権、
4人で臨んだ試合は1対3で敗退。
でも、1勝を上げたことで凱歌。

続いて、ヘタするとヘタするぞ、というダークホース、昼間部は2チームの出場。

Aチームは初戦敗退も惨敗ではなく、負けて涙ぐんでたヤツもいた。
「スゲー悔しい。もっと強くなりたい」

唯一残った昼間部Bチーム。
1回戦シードの後、初戦突破。
続く準決勝では、2対2の内容リードで大将戦にもつれ込む。
大将がポイントゲッターに引き分け、勝利。

決勝。
5人とも柔道経験者を並べた2年生チームと対戦。

「先生、円陣組みましょう!」

もう負けてしまったチームのひとりが声をかけてきた。
昼間部、夜間部の全員で円陣を組んだ。
1年生のムードメーカー、夜間部のTに陣頭を頼む。

「焼肉食いに行くぞ!」
「おーーーー!」

気合い入れて行くぞ!とかじゃないのかよ…。
笑顔と緊張の中、決勝戦開始。

想像してください。
柔道を始めて半年の者が、道場や部活で何年も柔道をやっていた者と
真剣勝負するという状況を。

白帯が、黒帯に引きずり回される。
何度も転がされ、押さえられそうになる。

我らが素人軍団は、負けちゃえばらくになるって、
そんなことを考える余裕もなかっただろう。

全員野球ならぬ、全員柔道。
誰も手を抜かない。あきらめない。かじりついてでも!という気迫。
先鋒、次鋒は最後までねばった。ボロボロになるまで戦った。
でも、黒帯に勝てるはずもなく、惜敗。

連敗で後がない中堅。
投げられてポイントを先行され万事休す…と誰もが天を仰いだ、その次の瞬間。
柔道部顔負けの技、電光石火の逆転、一本勝ち。
白帯が黒帯をぶん投げた。

応援団、大興奮、大喝采。
担任、スタンディングオベーション。

続く副将は柔道経験者。
「つなげよ!」
「わかりました」

彼は、「確実に取る」柔道で一本勝ちしてきた。
寡黙で天然ボケの彼が、頼もしく見えた。

そして2対2のまま、大将戦へ。
内容では我がチームのリード。
大将が引き分ければ、我々の優勝である。

我らが大将は、からだはデカイが自他ともに認めるノミの心臓。
押し気味に試合を進めていたが、残り30秒で緊張の糸が切れた。
見ていてわかった。
相手の渾身の技に転がされ、技ありを取られる。
そして、逆転するだけの気力も体力も、もう彼には残っていなかった。

2対3、準優勝。
3年前のミラクル、再現ならず。

勇者5人は、たたかいの後の礼を終え、畳を降りてきた。
身体のあちこちにキズやアザをこしらえて、汗だくになって。

いつもわたしに「寝るな!」とか「バカタレ!」とか怒られちゃってる連中である。
でも、今日はちょっとだけ、カッコよかったぞ。


…というわけで、校内柔道大会、今年も盛り上がりました。

つかみかけた優勝を逃したのは悔しかったけど、柔道は、
素人が簡単に勝てるほど甘いものではないということがわかったでしょう。

そして、「タイマンのガチンコ」が、こんなにも気力と体力を
消耗するのだということも。


「こんな盛り上がるなら、年2回でもいいよな」
「おー、次は絶対勝ちてーよ」


そうだな、リベンジしたいよな。
次は絶対、勝とうぜ。


初代の皆様、二代目は立派にやってます。

二代目稲川組、初代と同じく、負けじ魂に火がついたようです。
初代も二代目も、一所懸命で一生懸命な連中です。
担任させてもらって、しあわせです。

よし!リベンジに向けて焼肉だ!
ただし、会費制!

| 柔道 | 21:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今年も校内柔道大会!




11月3日、文京区春日の講道館で、恒例の校内柔道大会。
わたくし担任の2年生チームは、女子は2連覇、男子は去年のリベンジが懸かった試合。


たかが校内試合、なのです。
でもね、競技柔道で揉まれてきたわたしに負けないくらい、
やつら、熱くなるのですよ。

今年も、夜、学校が終わった後に始まる柔道部の稽古に、
自主的に参加する学生の姿。
柔道部の部員と一緒になって「勝つための」練習を。

結果、男女とも優勝!
男子決勝戦は去年優勝の3年生が相手、拮抗、冷や汗の連続の試合だったけど、
それぞれの持ち場でそれぞれが力を出し切るいい試合で勝利。

男子団体のメンバーには、退学を迷っていた学生もいた。心配だった。
でも、彼の活躍で優勝に大きく前進した。
畳を降りた彼が、仲間に肩やあたまを叩かれてテレ笑いする姿を見て、思いとどまってくれたかな…と思う。
教師のどんな言葉より、仲間の力なんだな、と思う。

女子団体戦では、今年も円陣を組み、気合いを入れて出陣。
実力のある3年生チームを相手に、先鋒が取られた後、残りのメンバーが執念!の3連勝で優勝を決める。

「自分ができることを考えて、元気な試合をしてこい!」
わたしが言えたのは、ほんの少しの技術的なこと、あとは力を出し切ることへの助言。
細かな技術的なこと云々より、相手よりちょっとだけ多く練習したことに誇りを持つこと。

「ムリですよ~」とか「負けたらすんません」とか、言わないんだよね、あいつら。
わたしが言うのもなんだけど、柔道をわかってきたなぁ、強くなったなぁと思う。

受け身から教えた連中だから、思いも一入。


…心残りは3年生のこと。

試合の後、ある3年生の女子が、ぽつんと
「先生と1年生のときみたいに頑張りたかったな」と言った。

今の3年生が1年生のとき、わたしは副担任だった。
わたしは柔道の担当教員でもあったから、今の2年生と同じように
彼女たちを鍛えて、試合本番も円陣を組んで試合をした。
その時は、当時の3年生に勝って準優勝したんだった。

その後、3年生は担任が代わったりしてすったもんだ。気の毒だった。
でもね、わたしは2年前の3年生の勇姿も忘れないよ。

ホントは試合直後にレポート書きたかったんだけど時間が経っちゃった。

1年生、くやしかっただろ?!来年頑張れ!!
2年生、よく頑張りました。優勝オメデトウ!!!
3年生、人数少ない中で、意地が光ってました。今後は国試、頑張れ!!




ん?焼肉?



だから今月は車検なんだって。



なに?どーしても食いたい?



…考えとくわ。


写真1:稲川組。嘉納師範のお写真の前で。左端のちんまりしてるのが組長(権威ナシ)。
写真2:2連覇の女子Aチームと監督。後列二人はブレーン兼コーチの柔道部員。

| 柔道 | 12:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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校内柔道大会!




昨日、文京区春日の講道館で校内柔道大会が行われました。

個人戦と、学年対抗の男子団体戦(7人制)と、女子団体戦(5人制)。

1年女子は入学当初から担任(わたくしなわけですが)があおりまくり、
2年3年を倒して優勝だ!!と気合いを入れていたわけであります。

最初のうちは「え~」「勝てるわけないですよ~」と言っていた奴らも、
9月下旬あたり、授業で「乱取り」をするようになってから顔色が変わってきました。

やるからには負けなくない!

という気持ちが芽生えたわけです。

本校は夜学。
ということは授業が終わるのは午後9時過ぎ。
柔道部の練習はそれから2時間近く行うわけですが、
柔道部員ではない一般の学生である彼女たちも、自ら柔道部の稽古に参加し努力を重ねました。

5人の団体戦で、実に4人が柔道部の稽古に参加した日もありました。

そして迎えた昨日本番。

道場の廊下で、授業で習った基本を何度も繰り返す彼女たちの姿。
緊張で青白くなってうまくしゃべれなくなってるヤツ。
泣きそうになってるヤツ。
(それをあおる担任。)

1~3年によるリーグ戦。
円陣を組んで「気合い入れてくぞ!」「オーー!!」と気合いの雄叫び(女子だけど)を上げて試合に臨みました。

1年対2年 3-2
2年対3年 2-2
1年対3年 3-2

わが1年生素人軍団は2勝を挙げ、優勝に輝きました!!

イッポ━━━━━━━(゚∀゚)ノ━━━━━━━ン!!!!

2試合とも、大将戦まで2対2内容同じ、という接戦でした。

対3年生の試合では先鋒、次鋒が一本を連取され、
中堅戦から先は「自分が負けたらチームの負け」という状況でした。

自分が負けたらチームが負ける。
これはスゴイ重圧です。

それを跳ね除け3連勝、劇的な逆転勝利を勝ち取りました。
とくに大将のプレッシャーは凄まじかったと思います。
大将には、2年3年とも体格のよいポイントゲッターが顔を揃え、
圧倒的経験不足の1年の大将は圧倒的不利と、誰もが思っていました。
しかし、2対2、天下分け目?の試合で2試合とも「練習してきたとおりの」一本勝ち。
不利を逆転するにはこれしかない!と、何度も稽古した技で一本勝ちをもぎ取りました。

素晴らしかった。

優勝の瞬間、全員が両手を挙げ、抱き合って歓喜に沸き立ちました。
涙を流しているヤツもいました。
男子も大盛り上がり。

わがクラスにはWEB上に掲示板があるのですが、
前日、そこには「緊張して眠れない」「イメトレでお風呂の中で背負い投げ」などの言葉が並んでいました。

一般の学生がこんな気持ちになる、柔道ってすごいなぁと思う。

同時に、いわば「たかが学校行事」である柔道大会にここまで熱くなれる、そんな連中がわたしは大好きです。

ちなみに…。
男子団体戦はトーナメントで行われ、こちらはなんと準優勝!
こちらも3対3で大将戦までもつれ、残念ながら女子の再現とはならず大将が敗れて準優勝でした。
いや、でもよくやった!
1年生バンザイ ヾ(・´∀`・)ノ



そう、そして約束どおり、わたしは奴らに焼肉をおごる羽目に…。
昨日はばたばたしており、忘年会に持ち越しです。


先鋒「先生、わたし叙々苑に行ったことないんですけど」
次鋒「先生、わたし牛角以上の焼肉屋に行ったことないんですけど」
中堅「先生、安楽亭は、ちょっと…」
副将「先生、デザートがおいしい焼肉屋がいいですよね」
大将「先生、国産牛ってどこのがいちばんおいしいんですか?」
補欠「先生、とにかくにくがくいたいです」

°・(ノД`)・°・

| 柔道 | 20:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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